エックスサーバーとConoHa WINGはどっちがおすすめ?料金・WordPress・バックアップで比較【2026年版】

WEB制作

WordPressを始めようとしてレンタルサーバーを調べると、かなり高い確率で候補に入ってくるのが「エックスサーバー」と「ConoHa WING」です。

どちらもWordPressを簡単に始められ、独自SSLや自動バックアップなど、現在のサイト運営に欲しい基本機能が揃っています。

では、結局どっちを選べばいいのか。

先に結論を言うと、迷って決められないならエックスサーバーを選ぶ、というのがDIBLOGの考えです。

ただし、ConoHa WINGが劣っているという意味ではありません。

料金体系や契約方法まで含めて比べると、ConoHa WINGの方が合う人もいます。

この記事の結論
長くWordPressを運営する前提で迷ったらエックスサーバー。
ConoHa WINGの料金体系や管理画面、WINGパックの条件が自分に合っているならConoHa WINGも十分候補です。
大切なのは「今いくら安いか」だけではなく、数年使うサーバーとして選ぶことです。

レンタルサーバーは、一度WordPressを作ってしまうと簡単には乗り換えにくいサービスです。

数百円の価格差だけで決めるのではなく、サイトを作った後まで考えて比較してみます。

エックスサーバーとConoHa WINGを比較

まずは、個人ブログや小規模サイトで選びやすいプランを中心に比較します。

比較項目 エックスサーバー ConoHa WING
代表的な入門プラン スタンダード ベーシック
初期費用 無料 無料
SSD容量 500GB 500GB
独自SSL 無料 無料
自動バックアップ あり あり
WordPress簡単導入 あり あり
独自ドメイン無料特典 条件を満たせば最大2つ WINGパックで最大2つ
電話・メールサポート あり あり

こうして見ると、基本スペックだけでは決定的な差がありません。

500GBの容量を個人ブログで使い切る人もそう多くないでしょう。

「容量が○GB多いからこちら」という選び方は、一般的なWordPressサイトならあまり重要ではないと思います。

見るべきなのは、その先です。

料金体系、契約条件、WordPressの始めやすさ、バックアップ、そして数年後も管理しやすいか。

ここで比較した方が実際の使い勝手が見えてきます。

料金は「月額○円」だけで比較しない方がいい

レンタルサーバー比較で一番分かりにくいのが料金です。

検索すると、

「月額○○円!」

という金額が目に入ります。

ところが実際には、契約期間やキャンペーンによって金額が変わります。

エックスサーバーの料金

2026年10月時点で、エックスサーバーのスタンダードは36か月契約なら通常月額990円です。

さらに2026年10月5日から11月4日17時までは最大30%OFFキャンペーンが実施されており、初回契約は月額693円からとなっています。

ただし、これは期間限定のキャンペーン価格です。

この記事を後から読んでいる場合は、必ず公式サイトで現在の料金を確認してください。

ConoHa WINGの料金

ConoHa WINGには、大きく「通常料金」と「WINGパック」があります。

通常料金のベーシックは時間課金で、1か月の上限があります。

一方、WINGパックは3か月以上の契約期間分をまとめて前払いすることで料金が割引され、独自ドメイン無料特典なども利用できます。

つまり、単純に、

エックスサーバーは月○円、ConoHa WINGは月○円だからこっちが安い。

とは判断しにくいわけです。

キャンペーン価格だけでサーバーを決めない方がいいです。
初回価格が安くても、更新後の料金や契約期間、途中解約の条件などは別です。レンタルサーバーは数年間使う可能性があるので、通常料金と更新条件まで確認しましょう。

WordPressを始めるだけなら、どちらもかなり簡単

昔のWordPress開設は少し面倒でした。

サーバーを契約。

ドメインを取得。

DNSを設定。

データベースを作成。

WordPressをアップロード。

インストール。

初心者には分かりにくい工程がいくつもありました。

現在はかなり違います。

エックスサーバーには「WordPressクイックスタート」があり、サーバー契約から独自ドメイン取得、SSL、WordPress設置までまとめて進められます。

ConoHa WINGにもWordPressを簡単に導入する仕組みが用意されています。

そのため、

「WordPressを簡単にインストールできる方を選びたい」

という条件だけでは、大きな差になりにくくなっています。

初心者がWordPressを始めるハードルは、どちらを選んでも昔よりかなり低いです。

ドメイン無料は魅力。ただし「誰が管理するか」の方が重要

エックスサーバーもConoHa WINGも、条件を満たす契約では独自ドメイン無料特典があります。

ブログを始めるなら、サーバー代とは別にドメイン更新費が発生しないのは分かりやすいメリットです。

ただ、DIBLOGではドメインについて、無料かどうか以上に重要だと思っていることがあります。

自分のサイトのドメインは、自分で管理できる状態にしておくことです。

これは個人ブログでも会社サイトでも同じです。

制作会社や知人など第三者の名義で契約してもらうより、自分で契約し、自分のアカウントで管理する。

その方が後々のトラブルを減らせます。

レンタルサーバーのドメイン無料特典を利用する場合も、

  • 無料になる条件
  • 対象ドメイン
  • サーバーを解約した場合の扱い
  • 他社へ移管するときの手続き

は一度確認しておきましょう。

「永久無料」という言葉だけを見るのではなく、何を契約している間、どのドメインが無料なのかを見るのがポイントです。

バックアップは「あるか」より「戻せるか」で見る

WordPress運営で軽視しない方がいいのがバックアップです。

WordPressは、

  • 本体
  • テーマ
  • プラグイン
  • アップロード画像
  • データベース

などが組み合わさって動いています。

アップデート。

プラグインの不具合。

誤操作。

改ざん。

何かあったときに、バックアップが役立ちます。

エックスサーバーはサーバーデータを毎日自動バックアップし、Web・メールデータとMySQLデータベースについて過去14日分を保持すると案内しています。

ConoHa WINGにも無料の自動バックアップ機能があります。

ここで見たいのは、単に、

自動バックアップあり。

というチェックマークではありません。

確認したいのは、

  • 何日分保存されるか
  • WebデータだけでなくDBも対象か
  • 復元は自分でできるか
  • 復元料金はかかるか
  • どの時点へ戻せるか

です。

バックアップは取ることが目的ではありません。

必要なときに元へ戻せて初めて意味があります。

WordPressで記事を増やしていくなら、サーバー選びの段階でここまで見ておくのがおすすめです。

表示速度だけで決めなくていい

レンタルサーバー比較では、よく「国内最速」「表示速度No.1」のような言葉を見かけます。

もちろん、サーバー性能は大切です。

ただ、WordPressサイトの表示速度はサーバーだけでは決まりません。

たとえば、

  • 使用テーマ
  • プラグインの数と品質
  • 画像容量
  • キャッシュ設定
  • 外部スクリプト
  • 広告
  • ページの作り方

でも変わります。

高速なサーバーへ移したのに、5MBの画像を何枚もそのまま表示していたら遅くなる。

逆に適切に作られたサイトなら、一般的なアクセス規模で極端な差を感じないこともあります。

そのため、スペック表の数字だけを比べてサーバーを決めるのはおすすめしません。

どちらも現在の主要レンタルサーバーとして十分な機能を備えています。

一般的なブログなら、速度ランキングの数値差より、管理やバックアップ、料金体系の方を重視した方が現実的です。

エックスサーバーが向いている人

DIBLOGでは、迷っているならエックスサーバーを第一候補にします。

特に向いているのは、こんな人です。

  • 初めてWordPressを始める
  • ブログを長期間運営する予定
  • 会社や事業用サイトにも使いたい
  • 複数のWordPressサイトを運営する可能性がある
  • サーバー移転をなるべくしたくない
  • 料金だけではなく運用のしやすさも重視したい

スタンダードでもSSD容量500GB、独自SSL、自動バックアップ、WordPress関連機能などが用意されています。

個人ブログを始めるために、最初から上位プランを契約する必要は基本的にありません。

また、WordPressクイックスタートを使えば、サーバーとドメインを別々に設定していく手間もかなり減らせます。

「細かなスペック比較を何時間もして決められない」なら、スタンダードから始めるのが分かりやすい選択です。

ConoHa WINGが向いている人

ConoHa WINGを選ぶ意味がないわけではありません。

特に、

  • ConoHaの管理画面やサービス体系が好み
  • WINGパックの条件が自分に合う
  • 独自ドメイン無料特典を利用したい
  • ConoHaの他サービスも利用している
  • 契約期間ごとの料金を比較して選びたい

といった人には候補になります。

ベーシックでもSSD容量500GB、独自SSL、自動バックアップ、電話・メールサポートなどが用意されています。

また通常料金には時間課金方式があり、WINGパックとは料金体系が異なります。

ここはエックスサーバーとの違いとして理解しておいた方がいい部分です。

ただしWINGパックは、契約期間分を一括前払いする長期利用向けの料金タイプです。

途中解約できないと案内されているため、

安そうだから、とりあえず36か月。

と契約するより、自分がどのくらい使う予定なのかを考えて期間を選んだ方がいいでしょう。

迷ったときは5項目だけ確認すればいい

レンタルサーバー比較を始めると、CPU、メモリ、転送量、Webサーバー、ストレージ、キャッシュなど大量の項目が出てきます。

詳しくない人ほど、何を見ればいいのか分からなくなります。

個人ブログや小規模なWordPressサイトなら、まず次の5つを確認すれば十分です。

  1. 通常時の料金はいくらか
  2. 契約期間と解約条件はどうなっているか
  3. WordPressを簡単に導入できるか
  4. 自動バックアップと復元方法があるか
  5. 独自ドメインを自分で管理できるか

そのうえで迷ったら、サポートや管理画面、将来的なサイト追加などを比較します。

逆に、最初からスペック表の全項目を比較する必要はありません。

DIBLOG式の選び方
サーバーは「一番安いところ」ではなく、WordPressを数年間置いておいても困らないところを選ぶ。
月数百円の差より、移転作業が発生する方が面倒です。

結論|迷ったらエックスサーバー、条件が合えばConoHa WING

エックスサーバーとConoHa WINGは、どちらを選んでもWordPressを運営できる主要なレンタルサーバーです。

機能表を見るだけなら、かなり似ています。

だから「絶対にこちらでなければダメ」と考える必要はありません。

そのうえでDIBLOGでは、特にこだわりがなく、これからWordPressを長く運営するならエックスサーバーを第一候補にします。

理由は、サーバー選びで一番避けたいのが、数百円を節約したあとで「やっぱり移転したい」となることだからです。

WordPressサイトが育つほど、移転は面倒になります。

記事。

画像。

メール。

データベース。

ドメイン。

DNS。

SSL。

サイトを作る前なら簡単に変更できますが、運営開始後はそうではありません。

一方でConoHa WINGの料金体系やWINGパックが自分に合っているなら、無理にエックスサーバーを選ぶ必要もありません。

最後は、

「今、一番安いのはどこ?」

ではなく、

「3年後もこのまま使っていたいのはどっち?」

で決める。

レンタルサーバーは、そのくらい長い目で選んだ方が失敗しにくいと思います。

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