WordPressでブログを始めるとき、無料テーマのCocoonと有料テーマのSWELLで迷う人は多いと思います。
Cocoonは無料なのに多機能。SWELLは17,600円の買い切り型で、デザインや記事作成のしやすさに力を入れています。
では、実際にどちらを選ぶべきなのでしょうか。
先に結論を言うと、初めてブログを作るならCocoonで十分。ただし、記事制作の効率やデザインの作りやすさに価値を感じるなら、最初からSWELLを選ぶ意味もあります。
ただし、有料テーマを使ったからといって検索順位が上がるわけではありません。
AdSenseに合格しやすくなるわけでも、アフィリエイト収益が自動的に増えるわけでもありません。
テーマはあくまでWEBサイトを作り、運営するための道具です。
大切なのは、何ができるかだけではなく、自分がどんなサイトを作り、どのように運営していくのか。
・費用を抑えてブログを始めるならCocoon
・デザイン調整や記事制作の効率を重視するならSWELL
・SEOやAdSense目的だけで有料テーマを買う必要はない
・すでにCocoonで運営しているなら、乗り換え費用と修正作業まで考える
「有料だから優れている」ではなく、17,600円を払うことで自分の作業がどれだけ楽になるか。ここを基準に選ぶのがおすすめです。
今回は2026年10月時点の公式情報をもとに、CocoonとSWELLの違いを比較します。
CocoonとSWELLの違いを比較
まず、基本的な違いを整理しておきます。
| 比較項目 | Cocoon | SWELL |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 17,600円(税込) |
| 支払い方式 | 無料 | 買い切り |
| ブロックエディター | 対応 | 対応 |
| 独自ブロック | あり | あり |
| デザイン変更 | スキン・各種設定 | カスタマイザー・各種設定 |
| 広告管理 | あり | あり |
| アフィリエイト機能 | あり | あり |
| SEO関連機能 | あり | あり(一部は別プラグイン) |
| 高速化機能 | あり | あり |
| 複数サイト利用 | 可能 | 本人運営サイトで可能 |
| 公式サポート | フォーラム・マニュアル | 購入者向けフォーラム・マニュアル |
こうして見ると、無料のCocoonでも十分な機能が揃っていることが分かります。
実際、Cocoonには広告管理、アフィリエイトタグの一元管理、ランキング作成、目次表示、SEO関連設定など、ブログ運営に必要な機能が数多く用意されています。
一方のSWELLは、ブロックエディターの操作性や、コードを書かずにサイトの見た目を整えられる機能に力を入れています。
つまり、両者の違いは単純な機能の有無だけではありません。
同じことをする場合に、どれだけ簡単に、どれだけ少ない手間で実現できるか。
ここが比較のポイントになります。
Cocoonのメリット|無料でもブログ運営に必要な機能が揃っている
Cocoonの最大のメリットは、やはり無料で利用できることです。
ただ、無料だから機能が少ないというわけではありません。
公式サイトでは、SEO、高速化、モバイル対応、広告管理、アフィリエイトなど、ブログ運営を想定した機能が紹介されています。
広告・アフィリエイト機能が充実している
ブログで収益化を考えている人にとって重要なのが広告関連の機能です。
Cocoonには、次のような機能があります。
- AdSense広告の設定
- 記事内への広告配置
- アフィリエイトタグの一元管理
- 商品・サービスのランキング作成
- 広告やCTAのウィジェット表示
- 関連記事やブログカードの表示
特に便利なのが、アフィリエイトタグを一元管理できることです。
たとえば、あるサービスの広告リンクを10記事に掲載していたとします。
広告リンクが変更されたとき、各記事を開いて10回修正するのは面倒です。
一元管理機能を使っていれば、登録元のタグを修正することで、複数の記事へ反映できます。
こうした機能が無料で利用できるのは大きなメリットです。
スキンを使ってデザインを変更できる
Cocoonには「スキン」という仕組みがあります。
スキンを変更することで、サイトの色や装飾、全体的な雰囲気を変えられます。
CSSを自分で書かなくても、ある程度デザインを整えられるわけです。
もちろん、細部までこだわろうとするとCSSによる調整が必要になることもあります。
ただ、一般的なブログを始める段階なら、最初から独自デザインを作り込む必要はありません。
まずは記事を書き、サイトを運営してみる。
そのための環境として、Cocoonは十分な選択肢です。
Cocoonが向いている人
- 初めてWordPressブログを作る人
- できるだけ初期費用を抑えたい人
- デザインより記事作成を優先したい人
- HTMLやCSSをある程度理解している人
- 無料テーマでどこまでできるか試したい人
特に、まだブログを続けられるか分からない段階なら、最初から有料テーマを購入する必要はないと思います。
レンタルサーバーや独自ドメインにも費用がかかります。
まずは必要最低限の費用で始めるという考え方は、十分合理的です。
SWELLのメリット|記事作成とデザイン調整の手間を減らせる
SWELLは、株式会社LOOSが販売している有料WordPressテーマです。
2026年10月9日時点の公式販売価格は、17,600円(税込)。
月額制ではなく、買い切り型です。
一度購入すれば、SWELL本体の利用に月額料金や年額料金は発生しません。
SWELLが特に力を入れているのが、ブロックエディターの使いやすさです。
記事の装飾やレイアウトを直感的に作れる
WordPressのブロックエディターでは、文章や画像、見出しなどをブロック単位で配置できます。
SWELLでは、さらに独自のブロックが用意されています。
たとえば、
- キャプションボックス
- ステップ表示
- タブ切り替え
- アコーディオン
- Q&A
- バナーリンク
- 関連記事
- 広告タグ
などです。
こうした要素を、専用ブロックを使って配置できます。
もちろんCocoonにも独自ブロックがあります。
そのため、単純に「SWELLでしかできない」と考えるのは違います。
SWELLを選ぶ理由になるのは、機能の数そのものより、編集画面での操作性やデザイン調整のしやすさでしょう。
トップページのデザインを整えやすい
ブログを運営していると、記事ページだけでなくトップページも整えたくなることがあります。
たとえば、
注目記事を大きく表示したい。
カテゴリーごとに記事を並べたい。
特定の記事を目立たせたい。
メインビジュアルを設置したい。
こうした調整を、できるだけコードを書かずに行いたい人にはSWELLが候補になります。
SWELLではテーマカスタマイザーや独自ブロックを利用して、さまざまなレイアウトを作れます。
ただし、どんなデザインでも自由に作れるわけではありません。
細かな独自レイアウトや特殊な動作が必要なら、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識が必要になる場合もあります。
SWELLが向いている人
- WordPressで長期間ブログを運営する予定の人
- 記事の装飾やレイアウトを頻繁に使う人
- HTMLやCSSをなるべく書きたくない人
- サイトの見た目を効率よく整えたい人
- 複数のブログを運営する予定の人
反対に、文章と画像が中心のシンプルなブログなら、SWELLの機能を十分に使わない可能性もあります。
その場合、17,600円を払うメリットは小さくなります。
SEOに強いのはどっち?有料テーマだから検索順位が上がるわけではない
WordPressテーマを比較すると、よく見かけるのが「SEOに強いテーマ」という表現です。
CocoonもSWELLも、SEOに関係する機能を備えています。
では、SWELLへ変更すれば検索順位が上がるのでしょうか。
テーマを変更しただけで検索順位が上がるとは言えません。
Google検索では、ページの内容、検索意図との関連性、サイトの使いやすさなど、さまざまな要素が関係します。
テーマはその一部を支えるものです。
たとえば、
- 適切なHTML構造
- モバイル対応
- 表示速度への配慮
- タイトルやメタ情報の管理
- 内部リンクの設計
などは重要です。
しかし、どれだけ優れたテーマを使っていても、記事の内容が薄ければ、それだけで検索上位に表示されるわけではありません。
SWELLはSEO設定の一部をプラグインへ分離している
ここは比較するときに知っておきたい部分です。
SWELL公式では、タイトルタグやメタディスクリプションなどのメタ情報の管理について、別のSEOプラグインを利用する設計が説明されています。
公式が案内しているのは「SEO SIMPLE PACK」です。
これはテーマを変更しても重要なSEO設定を管理しやすくするための考え方です。
一方、Cocoonではテーマ側にもSEO関連の設定機能が用意されています。
どちらが優れているというより、機能の持たせ方が違います。
すでに別のSEOプラグインを利用している場合、SWELLへ変更したからといってSEO SIMPLE PACKを必ず追加する必要はありません。
タイトル、メタディスクリプション、canonical、OGPなどの出力が重複しないように確認しましょう。
表示速度もテーマだけでは決まらない
SWELLにはCSSやJavaScriptの読み込みを最適化する機能があります。
Cocoonにも高速化関連の機能があります。
ただし、実際の表示速度は、
サーバー、画像容量、プラグイン、広告、外部スクリプト、ページ構成などによって変わります。
「SWELLに変えれば必ず速くなる」「Cocoonは無料だから遅い」という判断はできません。
速度を比較するなら、同じ条件で実際に計測する必要があります。
SEOを目的に有料テーマへ変更する前に、まず記事内容やサイト構成、画像、不要なプラグインなどを見直した方がいい場合もあります。
AdSense・アフィリエイト収益はどっちが有利?
ブログで収益化を目指しているなら、ここが気になると思います。
結論として、CocoonでもSWELLでも、AdSenseやアフィリエイトを利用したブログ運営は可能です。
どちらにも広告関連の機能が用意されています。
では、有料テーマのSWELLを使った方が収益は増えるのでしょうか。
これも単純には判断できません。
AdSense審査はテーマの価格で決まらない
AdSenseの審査で重要なのは、サイトのコンテンツや利用者に提供する価値、ポリシーへの適合などです。
無料テーマだから不利。
有料テーマだから有利。
そうした単純な仕組みではありません。
テーマを変更することで、読みやすさや操作性が改善する可能性はあります。
ただし、それだけでAdSense審査に合格するとは限りません。
記事の独自性や内容が不足しているなら、先にそこを改善するべきです。
アフィリエイトで重要なのは広告の配置だけではない
たとえばレンタルサーバーの比較記事を作るとします。
購入ボタンを大きくする。
ランキングを表示する。
目立つ装飾を使う。
もちろん、見せ方も重要です。
しかし、それ以前に、
なぜそのサーバーをおすすめするのか。
他社と何が違うのか。
どんな人には向いていないのか。
料金や契約条件はどうなっているのか。
こうした情報がなければ、読者は購入を判断できません。
広告を目立たせるだけで収益が増えるほど単純ではないわけです。
収益化を目的にテーマを選ぶなら、広告をたくさん表示できるかよりも、読者が比較・検討しやすい記事を作れるかを重視したいところです。
テーマは収益を生むものではなく、収益につながるコンテンツを作るための道具です。
SWELLの17,600円は高い?記事制作の時間で考えてみる
SWELLの17,600円を高いと感じるかどうかは、人によって違います。
趣味で月に1記事書く人と、仕事として毎月20記事書く人では、テーマに求める価値も違うでしょう。
そこで、少し違う視点から考えてみます。
テーマの購入費用を、記事制作にかかる時間と比較する方法です。
仮に1記事6分短縮できたら?
たとえばSWELLを使うことで、記事の装飾やレイアウト調整が1記事あたり6分短縮できたとします。
これは実測値ではなく、計算のための仮定です。
| 記事数 | 短縮できる時間 |
|---|---|
| 10記事 | 1時間 |
| 50記事 | 5時間 |
| 100記事 | 10時間 |
| 200記事 | 20時間 |
| 300記事 | 30時間 |
仮に自分の作業時間を1時間2,000円と考えれば、100記事で20,000円分の時間を節約した計算になります。
17,600円のテーマ代を上回ります。
ただし、実際に6分短縮できるかどうかは人によります。
Cocoonの操作に慣れている人なら、ほとんど変わらないかもしれません。
逆にSWELLの操作が合っている人なら、もっと短縮できる可能性もあります。
重要なのは、この計算結果そのものではありません。
17,600円を払うことで、どんな作業がどれだけ楽になるのかを考えることです。
記事を書かないなら時間短縮のメリットも小さい
一方で、月に1記事しか書かない人ならどうでしょう。
1記事6分短縮できても、年間で72分です。
そのためだけに17,600円を払う必要があるかは微妙です。
もちろんデザインが気に入ったから購入する、という理由でも問題ありません。
ただ、費用対効果を考えるなら、記事の更新頻度や作業内容も判断材料になります。
複数サイトで使うなら1サイトあたりの負担は小さくなる
SWELL公式では、購入者本人が運営する複数サイトでの利用が認められています。
そのため、複数のブログを運営する場合は、1サイトあたりのテーマ代を抑えられます。
たとえば3サイトで使うなら、単純計算で1サイトあたり約5,867円です。
ただし、制作会社が顧客サイトへ導入する場合などは、利用規約で別の条件が定められています。
自分のブログで複数利用できることと、顧客サイトへ自由に使い回せることは同じではありません。
CocoonからSWELLへ乗り換えるときの注意点
すでにCocoonでブログを運営している人は、もう少し慎重に考えた方がいいでしょう。
なぜなら、テーマの変更は単にデザインを切り替える作業ではないからです。
記事の装飾やレイアウト、テーマ独自の機能などが影響を受ける可能性があります。
記事の装飾が崩れることがある
Cocoonには独自の装飾やショートコードがあります。
SWELLにも独自のブロックや装飾があります。
当然ですが、両者はまったく同じ仕組みではありません。
そのためテーマを切り替えると、過去記事で使用していた装飾が正常に表示されなくなる場合があります。
たとえば、
- マーカーや文字装飾
- ボックス
- ボタン
- 関連記事
- ランキング
- ショートコード
などです。
記事数が多いほど、確認する箇所も増えます。
SWELLにはCocoon用の乗り換えサポートプラグインがある
この問題に対応するため、SWELL公式ではCocoonからの乗り換えをサポートするプラグインを提供しています。
旧テーマの装飾などを一部引き継ぎ、移行直後の表示崩れを抑えるためのものです。
ただし、ここは勘違いしない方がいいでしょう。
乗り換えサポートプラグインは、すべての記事を自動的にSWELL仕様へ変換してくれるものではありません。
あくまで移行を補助するための仕組みです。
最終的には、記事ごとの確認や修正が必要になる場合があります。
SEO設定や計測タグも確認する
テーマ変更時には、見た目だけでなく設定も確認します。
特に注意したいのが、次の項目です。
- タイトル・メタディスクリプション
- canonicalなどのSEO関連タグ
- OGP設定
- AdSenseコード
- GA4などのアクセス解析タグ
- 広告の表示位置
- 独自CSS
テーマ側の設定へコードを登録していた場合、テーマ変更によって出力されなくなる可能性があります。
反対に、プラグイン側にも同じコードを登録していると、重複して出力されることがあります。
特にアクセス解析や広告の計測では注意が必要です。
乗り換えるなら本番サイトでいきなり切り替えない
すでに運営しているブログなら、可能な限りテスト環境で確認してから変更します。
- WordPressのファイルとデータベースをバックアップする
- テスト環境を用意する
- SWELLと必要なプラグインを導入する
- トップページと記事ページを確認する
- 装飾・広告・SEO設定を確認する
- スマートフォンで表示を確認する
- 問題を修正してから本番へ反映する
特に、記事数が多いサイトほど慎重に進めた方がいいでしょう。
テーマ代とは別に、記事の確認・装飾の修正・CSS調整・各種設定の移行などの作業時間が必要になる場合があります。
記事数が多いブログでは、この作業負担も含めて判断しましょう。
初心者は最初からSWELLを買うべき?途中で変更するべき?
ここまで読むと、こんな疑問が出てくるかもしれません。
最初は無料のCocoonで始めて、ブログが成長してからSWELLへ変更すればいいのでは?
もちろん、それも選択肢です。
ただし、必ずしも一番効率的とは限りません。
まだブログを続けるか分からないならCocoon
初めてブログを作る。
記事を書いたこともない。
収益化できるかも分からない。
そんな段階なら、Cocoonで始めるのがおすすめです。
WordPressの操作を覚える。
記事を書く。
カテゴリーを整理する。
画像を掲載する。
まずは、ブログ運営そのものに慣れることを優先します。
テーマへお金をかけるのは、その後でも遅くありません。
長期間運営するつもりなら最初からSWELLもあり
一方で、すでにブログ運営の経験がある人や、最初から長期間運営する予定の人なら話が変わります。
たとえば、これから100記事、200記事と増やしていく予定なら、途中でテーマを変更する負担も考えておく必要があります。
記事数が少ないうちは、テーマ変更も比較的簡単です。
しかし、テーマ独自の装飾を使った記事が増えるほど、移行作業は大きくなりやすくなります。
最初からSWELLを使うと決めているなら、わざわざCocoonで大量の記事を作ってから変更する必要はありません。
すでにCocoonで問題なく運営できているなら変更しなくてもいい
ここは強調しておきたいところです。
Cocoonを使っていて、特に不満がない。
記事も問題なく書ける。
デザインにも困っていない。
広告も設置できている。
それなら、無理にSWELLへ変更する必要はありません。
有料テーマを導入すること自体が目的になってしまうのは、本末転倒です。
今のテーマで困っていないなら、そのまま使うという判断も十分正解です。
DIBLOG式|CocoonとSWELLを選ぶための判断基準
最後に、実際の選び方を整理します。
テーマ選びで迷ったら、次の5つを確認してみてください。
1. 何のためにWordPressを使うのか
日記や趣味のブログなのか。
アフィリエイトを目的としたブログなのか。
会社や事業の情報を発信するサイトなのか。
サイトの目的によって必要な機能は違います。
たとえばシンプルな記事中心のブログならCocoonで十分な場合があります。
一方、トップページのレイアウトや記事の装飾を頻繁に調整したいなら、SWELLの機能が役立つ可能性があります。
2. 記事をどのくらい書く予定なのか
月1記事なのか、月10記事なのか。
記事の更新頻度が高いほど、編集作業の効率は重要になります。
ただし、SWELLの方が必ず速く記事を書けるという意味ではありません。
実際の操作方法が自分に合っているかを確認する必要があります。
3. HTMLやCSSをどのくらい理解しているか
HTMLやCSSをある程度理解している人なら、Cocoonでも自分好みに調整しやすいでしょう。
逆にコードを書くことに抵抗がある人なら、SWELLのカスタマイズ機能に価値を感じるかもしれません。
ただし、どちらもWordPressテーマなので、すべてのカスタマイズがコード不要になるわけではありません。
4. 17,600円を何に使うのが効果的か
ブログを始めると、テーマ以外にも費用がかかります。
レンタルサーバー。
独自ドメイン。
必要に応じた素材やツール。
限られた予算の中で、何に優先してお金を使うべきか考えます。
テーマの操作性に困っているなら、SWELLの購入は合理的かもしれません。
しかし、記事を書くための時間や情報が足りないなら、テーマを変更しても問題は解決しません。
5. 将来的にテーマを変更する可能性があるか
最初からテーマを変更する予定があるなら、移行作業も考慮します。
テーマ独自のブロックやショートコードを大量に使うほど、乗り換え時の確認作業が増える可能性があります。
これはCocoonからSWELLだけの話ではありません。
SWELLから別のテーマへ変更する場合も同じです。
WordPressテーマを選ぶときは、導入時だけでなく、数年後の運用まで考えておくと判断しやすくなります。
タイプ別のおすすめ
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてブログを作る | Cocoon | 無料で十分な機能がある |
| とにかく費用を抑えたい | Cocoon | テーマ代がかからない |
| HTML・CSSをある程度理解している | Cocoonも有力 | 自分で調整できる |
| 記事の装飾を頻繁に使う | SWELLを検討 | 編集機能が充実している |
| コードを書かずにデザインを整えたい | SWELLを検討 | カスタマイズ機能が豊富 |
| 長期間・複数ブログを運営する | SWELLも有力 | 買い切りで本人運営サイトに複数利用できる |
| すでにCocoonで問題なく運営している | Cocoon継続 | 乗り換える理由が少ない |
| SEO順位を上げたいだけ | どちらでもよい | テーマ変更だけで順位は保証されない |
迷ったときは、まず自分がどのタイプに近いか考えてみてください。
まとめ|無料か有料かではなく、運営のしやすさで選ぶ
CocoonとSWELLは、どちらもブログ運営に必要な機能を備えたWordPressテーマです。
Cocoonは無料で利用でき、広告管理やSEO関連設定なども充実しています。
SWELLは17,600円の買い切り型で、ブロックエディターの操作性やデザイン調整のしやすさに力を入れています。
どちらを選んでも、ブログを作ることはできます。
ただし、テーマを変更したからといって記事の内容が良くなるわけではありません。
検索順位が上がるとも限りません。
AdSenseやアフィリエイトの収益が増える保証もありません。
ブログで成果を出したいなら、まず大切なのはコンテンツです。
誰に向けて書くのか。
何を知りたい人が読むのか。
その人が判断するために必要な情報は何か。
読んだ後に、どんな行動へつなげたいのか。
こうした部分を考えることの方が、テーマ選びより重要です。
そのうえで、記事を作る時間やデザイン調整の手間を減らせるなら、有料テーマを導入する価値があります。
テーマはブログの成果を保証するものではなく、成果につながる記事を作りやすくするための道具です。
初めてならCocoon。
長く使う制作環境として操作性に投資するならSWELL。
すでにCocoonで問題なく運営できているなら、そのまま続けてもいい。
無料か有料かではなく、自分のサイトに必要なものを選ぶ。
それが一番無駄のないWordPressテーマの選び方だと思います。
参考:公式情報
料金・機能・利用条件は2026年10月9日時点の公式公開情報を参考にしています。
価格や機能、利用規約は変更される場合があります。購入・導入前には必ず最新情報を確認してください。


